あらためて、結婚について考えてみる

2023 9/11

2023年9月10日 2023年9月11日

結婚って、どういうもの？

こんにちは！
お祝いプロデューサーの、kiki.(キキ)です！

さてみなさん、唐突ですが

「結婚」って…なんですかね？

「元ウェディングプランナーのくせに、何その質問www」

…とかって言わないでくださいねw

でもあらためて言われると、なんだろうなーとか思いませんか？

結婚そのものの概念とか捉え方はね、人それぞれかもしれません。

でも、結婚っていう言葉の成り立ちとか、
この言葉に含まれる意味とか、
あまり聞いたことないって方が多いんじゃないでしょうか？

っていうか
そもそも調べようと思う機会も少ないですよねーw

って、そういう私も正直よく知らなかったんですけどね（笑）

結婚について調べてみた！

そんなわけで、あらためて調べてみたら、
結婚にはこういう意味がありました！

結婚（けっこん）とは、配偶者と呼ばれる人々の間の、文化的、若しくは法的に認められた繋がりの事で、配偶者同士、その子との間に権利と義務を確立する行為である。それはほぼ普遍的な文化であるが、結婚の定義は文化や宗教によって、また時間の経過とともに変化する。男女の結婚は婚姻とも言われ、配偶関係の締結を意味するとある。
引用元：Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E5%A9%9A

けっ-こん【結婚】〘名〙男女が夫婦となること。夫婦の縁を結ぶこと。婚姻。
出典：精選版　日本国語大辞典

辞典では「男女が夫婦となること」と古風なスタイルを貫いているけど、
Wikipediaでは「文化や宗教、時代によって結婚の定義が変化する」って書かれてらっしゃる…！

でね、「結婚」という漢字の成り立ちも調べてみたんですよ。

「両手をしなびやかに重ね、ひざまずく女性」の象系と
「人の足元に日が落ちた」象系（※日暮れの意味）から、縁組を意味する「婚」という漢字が成り立ちました
※昔、結婚式が日暮れに行われていたことに由来します。
参考：漢字辞典 – OK辞典

縁組という意味を持つ「婚」。
それに「結」が繋がることで、その縁組が固く結ばれることを表しているそうです。

ちなみにこういう意味もあるそうです。

婚（読み）くながい〘名〙くなぐこと。男女が性交する。交合する。交接する。まぐわう。
出典：精選版　日本国語大辞典

婚は「くなぐ（婚ぐ）」とも読むんですね。
そしてそこにはちょっと秘め事の意味合いも含んでいたとはね。w

変化しつつある「結婚」のカタチ

ほーなるほど。
そういう意味があったのかーと納得したのですが。

ここでちょっと引っかかったのが

「女性がひざまずく」という部分。

いや、もう、
男女平等が叫ばれてる令和の時代に
男尊女卑もいいとこではありますが ww

この漢字が生まれた時代は当然
「女性が慎ましくひざまづいて嫁入り」っていうのが普通だったわけです。

「結婚＝男女が行うもの」が当然でもあったわけで。

でも今や、結婚は必ずしも「男女のもの」とは限りませんよね。
Wikipediaでも書かれているように、時代や文化・宗教で変化していってます。

でも…

日本ではまだまだ「結婚とは男女間で行うもの」という考えが根強くあり、
同姓同士の婚姻は認められてないのが現状ですね…。
（2023年現在）

愛するきもちは、みんなおなじ。

人はみんな、
それぞれに感じ方、考え方、生き方があります。

それと同じで性自認や愛する対象においても、
多様性があり、個人差があって
それが本来当たり前なんですよね。

それをお互い認められる世の中になってほしい。

「こうであるべき」という考えに固執することなく、
それぞれの考えや感じ方が尊重される世界であってほしいなと思います。

「たいせつな人を大切にしたい」
「たいせつな人と一緒に生きたい」

と願う気持ちは、
どんなカップルにもあって、
自然に湧き上がる素直な感情ですもんね。